応急手当ての講習 備えに
中国新聞の広場に掲載された、春日学区運動普及推進員 木村さんの記事を紹介
◇地域でボランティアの運動普及推進員をしていて、研修として救急車が来るまでにする応急手当の講習に参加した。とてもためになることをいろいろ学べて良かった。
まず消防士さんの話を聞き、映像を見た。倒れている人を見つけたら状態を確認して周囲の人に協力を求め、119番をしたり、心肺蘇生をしたり、自動体外式除細動器(AED)を使ったりと役割分担をすることなどがまとめられていた。その後、2人1組になって実技をした。簡単にできそうなことも緊張して手順を間違えてしまうこともあった。
これまでこうした知識や経験がなかったので、実際に目の前に人が倒れていたらとっさに行動に移せるかは自信がなかった。学んだことを生かして、そういう場面に遭ったときは、救急隊員が到着するまで、できる限り頑張りたいという気持ちが芽生えた。
何より、その場に居合わせた人々の連携が人の命を救う手助けになることを肝に銘じておきたい。